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素晴らしい位に長い道程だった 俺達はあの後直ぐに車に乗り込み出発し、揺らり揺られて漸く目的地の『紫並甘至学園』とか言う場所に辿り着いた。 「長い時間、お疲れ様でした。姫神様」 「‥うん…」 本当に長過ぎて、家を出る前まであった睡魔もどこかに飛んでいったみたいだ。 「では、今日は御疲れのようですので…これから姫神様の部屋を御紹介しますね」 自分の部屋なのに人に紹介してもらう、と言った微妙な感じがしてならないが取り合えず、彼の言う通りに返事代わりに頷いた。 これまた、寮までが長い何てことは……十分にありましたとか
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