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【side 不明】 突然の出来事に吃驚した。 何しろ、初めて綺麗すぎる程に微笑むカオを目の当たりにしてしまったから。 始まりは理事長からの伝令 彼を迎えに行くこととなった。まあ、それが無ければ出会うことは無かったかもしれないが…見た瞬間に思った。否――、直感で感じた、と言うのかも知れない。それぐらい彼には目を奪われる存在感があった。 一言で言うと、『綺麗』の部類だろう。 でも、それだけではない。 その『綺麗』の中には「美人」や「可愛い」や「美形」や「恰好いい」……そんな全ての言葉が、普通では有り得ない程に彼には当てはまる。 そんな彼がこうやって今自分の目の前に立って居る。手を伸ばせば、届きそうな距離で…だけど、触れよう。とは思わない。 ―――が、 久しぶりに興味を惹かれるモノを見つけた。 不明目線.終
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