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―扉前に到着― (…どっかの、豪邸‥?) 至って一般的な感想だと思う。だって、社長クラスでも住まない位の大きさ 本当にこれは寮なのか? 誰だってそう思う筈だ。 一方で、いけしゃあしゃあと寮?の扉を開けて中に進んでいく聖さん。 立ち止まっていると、何処からか声を掛けられた。振り返ると目に映ったのは、二人立っていた。 顔が……そっくり あ。でも少し違う 「「君…なに突っ立ってる(んの)?」」 声までそっくりだ… なんて、感心していると先程一人で進んで行った聖さんが居た。 「姫神様?」 「ぁ…聖、さん‥」 「「君。名前は!?」」 行き成り大きな声を出した双子?に何故か『名前は』と聞かれた。 え…名前‥? 取り合えず、聞かれたので名前を言う。 「‥姫神、彰裏…」 すると、片方が聞いてきた。 「もしかして…噂の?」 (‥噂‥?) どんな噂なのかちょっと興味が出てくる。変な噂じゃないことを信じているが……
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