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「あまりはしゃぎすぎてはいけませんよ?」 まるで大人が我が子を宥める様な図だ。 「「…うん。」」 「ありがとう御座います」 ニッコリと微笑みを浮かべる聖さん。双子は少ししょんぼり… 「姫神くん?」 ん?えっと…俺のこと? 「僕は如月蓮萬って言うんだ‥で、こっちが双子の弟の游萬。気軽に呼んで!あ。彰裏って呼んでもいいかな?」 「俺もっ!呼び捨てでいいから」 「‥わかっ、た…」 言いながら頷く 「「よろしく(な)!」」 そう言われ、手を差し出された。握手だろうか? ―ギュッ…― 「…ん‥、」 手を伸ばし握る。
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