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挨拶?に握手をした俺達は、色々と話をした。聖さんからは寮の説明をしてもらい、双子からは学園についての事を教えてもらった。 口数が少ないためあまり会話の数は多いとは言えなかったけど…楽しかった。 聖さんとは仕事が入ってしまい途中で別れてしまったが、代わりに双子が一緒に着いてきてくれた。 「「じゃあ、彰裏!僕(俺)等はここまでだけど…室長室分かる?」」 「…うん。多分‥」 〈〈彰裏……心配。〉〉 「…‥ぅ…?」 蓮萬と游萬は意味深なアイコンタクトを交わして、無言で俺の方を見つめてくる。 (‥恥ず、かしっ‥) 恥ずかしさのせいか微かに頬が赤くなる。 〈〈―――――ッ!!!〉〉 何故か双子も赤くなっていた。 「二人…とも‥?」 俺が声を掛けると『あ!』なんて声を上げた。
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