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「あの、先輩達僕に何か用ですか?」 「あ~。ちょっと」 「そうそう、別に痛いこととかはしないからっ」 「付き合って」 そう言って、途端に僕に近づいてくる三人の男子生徒達。 喧嘩は出来ないこともないけど…学校ではやらないと決めていたのだ。 その間も、どんどんと近づいては距離を狭める相手に少々冷や汗が出始める。 周りに誰か…! そんな風に小さな期待感を抱いて自分の周りを視線だけで見た。 居ないよね…。 思って肩を落とした瞬間 あ…! ある一人の生徒らしき人物を発見したのだ。
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