学園国家

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コイツは鈴鹿 拓哉 容姿端麗、成績優秀、運動神経バツグン、スキル強力、そして鈍感という主人公スキルを欲しいがままにした学園国家一モテる男(自覚なし)である 何故そんなやつと俺が知り合いかというと単に五年間クラスが一緒というだけだ といっても学園国家は一学年のクラス数が四桁に達しているので五年一緒というのは凄く珍しい事なのである [で、何のようなんだ?] [今日新しいお店が開店したから一緒に食べに行こうかなって思ったんだけど] はぁ…、俺はため息をつく [おいおい、お前なら美少女達と行けばいいだろ 周り見ようぜ] [いや、でもそのお店って焼き肉屋だし女の子を誘うのは流石に…] はぁ…、またため息をつく お前が誘ったら戦場にだって着いてきてくれるっていうのに [わかった、場所は?] [ホントに!?じゃあ力真の部屋に7時ぐらいに行くよ] その後俺たちは他愛もない世間話をしてから電話を切った
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