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そんなこんなで只今焼き肉屋
え？俺の能力についてがあっさりすぎる？
また後で説明してやるよ
[僕焼き肉久しぶりなんだ]
[奇遇だな、俺もだ]
右と左に箸を携え、片方で肉を焼き、片方で俺の口に運ぶ
[うん、やっぱり焼き肉は一目を気にせず食いまくるのが一番だな]
[ハハハ…マナー守らないと周りに迷惑だよ]
んなもんしるか、俺は食う
店員さんが来る度に肉を頼んでいるので食べても食べても無くならない
まさに天国
だが、そんな幸福な時間も長くは続かない
ドカッシャーン
何かが壊れる音が聞こえ、一瞬の静寂の後店内は夏の蝉のようなパニックに陥る
[くそっ、今日は厄日か!?]
あまりの運の悪さに頭をかきむしる
俺は音のした方に向かい中に堂々と入った
拓哉はまだ椅子に座っている
暢気だよな、あいつ
そこにいたのは如何にもやられ役ですという格好の大男だった
大男は近付いてきた俺に銃を撃ってくるが、能力で強化した反射神経と動態視力で軽々かわす
そして目にも止まらぬ速さで相手の後ろに回り込み、電気を流して気絶させた
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