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「そんな…姫様、謝らないでください。姫様は私たちの光なのですから…。」
以前、先生に言われ事を里人も口にした。
「姫様のおかげで私たちは妖であるにも関わらず人間と共存ができる。愛しいと思い、抱きしめることができる。」
「私たちの幸せは全て姫様が与えてくださるものです…。」
そう心からの感謝を伝えられた。
なんで…。
なんでこんなにも…。
温かいんだろう…。
いつの間にか私の頬に涙が伝っていた。
私の涙を見て、妖はオロオロと慌てふためいた。
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