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「ひ、姫様!!私たち何か気に障ることでもしましたか!?」
「お腹が痛いのですか!?」
私は小さく首を振った。
美鈴「違う…。でも…ありがとうな。」
私の道は決まった。
私は…。
この里を守りたい。
私がこの里の光になりたい。
心からそう思えた。
もう誰のせいにもしない…。
もう迷ったりなんかしない…。
先生「まだ、里を案内し始めたばかりなのですが…。決まったようですね。」
先生は全てお見通しなのか、穏やかな笑みを浮かべていた。
美鈴「先生、ありがとう。私…この里の姫巫女になる。」
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