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雨龍「鈴…。」
緑麗「姫…様…。」
雷明「鈴…鈴ー!!」
バタバタと出てきた三人はギューッと私を抱きしめた。
雷明「どこ行ってたんだよ!?探したんだぞ!!」
雷明は号泣しながら私の頬に自分の頬を擦り付けた。
美鈴「心配かけてごめんな…。先生のところにしばらく世話になってたんだ。」
緑麗「心配しました…。でも…貴方がご無事で本当に良かった…。」
緑麗は優しく私の手をさすってくれた。
緑の美しい瞳はうっすらと涙を溜めていた。
雨龍「鈴が…いなくなってしまうかと…思った…。」
雨龍は私の髪を愛おしむようにそっと口づけをした。
美鈴「みんな…ごめんな…。」
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