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『月』
他の誰でも無い
あなたの連絡を
待ち続けて
眠たい目をこすりながら
ぼんやり
あなたとの幸せな
夢を描く
こんな夜をくれた
他の誰でも無い
あなた
月が落ちてゆく
今日も
あなたの声が聞きたくて
逢いたくて‥
幼い少女はいつまでも
待ち続けてる
ケイタイ電話
握り締めたまま‥
小さな膝を
抱き締めて
あなたのことばかり
考えちゃうよ
あなたがどんどん
大きくなる
紺色の闇に
月が落ちてゆく‥
.
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