* Nonber.02 *
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莉音は声だけで誰かわかった。 振り返ると暗い廊下から 心が走ってくる姿が見えた。 「優木、待ってた…」 「えっ?」 莉音は心の言葉に驚いた。 「優木、俺何したか わからないけどゴメンな。」 心はそう言って頭を下げた。 「………」 莉音は心のその姿に 言葉が出なかった。
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