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「………」
……………
「………ん?」
莉音はゆっくり目を開けると
目の前には少し悲しそうな
表情を見せる心がいた。
「どうしたの?」
「優木、震えてるよ」
「えっ?」
莉音は自分の手を見ると
小刻みに震えていた。
「…ゴメン」
「ハハッ。謝るなって。
そんだけ辛い事があったんだろ
何があったのかは聞かないけど
優木がさっきみたいにまた
笑ってくれるように
俺頑張ってもいい?」
心は微笑みながら尋ねた。
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