* Nonber.03 *

2/7
前へ
/278ページ
次へ
  次の日。 莉音はいつも通り 1番乗りで教室に到着した。 お決まりのように 携帯を取り出し 授業が始まるまでの暇を潰す。 「おっ!早いな!」 …あれ?いつもと違う声。 莉音が振り返るといたのは 1つ上で幼なじみの龍樹だった。 「………」 莉音は後ろに向いた体を 前に向き直した。 「相変わらず莉音は 冷たいな~」 龍樹は教室に入ってくると 莉音の前の椅子に座った。  
/278ページ

最初のコメントを投稿しよう!

168人が本棚に入れています
本棚に追加