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バタバタ!
「高橋!」
緒方はあたしの腕を掴んだ
「何?」
「本当の本当にごめん!」
「さっき謝ったのに何で謝るの?」
「あの財布何であんなに大事に持ってたのか知って本当に申し訳なくて・・・」
「・・・もういいよ」
「許してくれるのか?」
「許さなきゃひつこく謝るでしょ?人前だし恥ずかしいし」
「それってただ恥ずかしいだけで許すという心がないじゃんか・・・」
「まぁいいじゃん?
じゃあ今日の昼ごはんのパンとジュース買って来て。あげぱんとカフェ・オーレね」
ブチッ
「はぁ!?
何で俺がそんな事・・・」
「あんたに怒る権利ある?」
「・・・・ありません」
「じゃっよろしく
買えなかったら一生財布の事許さないから」
「パンとジュースぐらいで・・・」
「何か言った?」
奈々は微笑んだ
「・・・何もありません」
その後1日俺は高橋にパシラれまくった
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