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「母さんのことぢゃないから(汗」
『お母さん、またお皿浮いてるよ~??』
けらけらと、笑いながら父が言う。
『ほうきと散り取りとりにいっておこう。』
ぱたぱたぱた…
……頭…痛が……っ!
「…今日は食欲無いからねるね…」
「あらまぁ、大丈夫??
暖かくして寝るのよ。」
「うん…」
~きららの部屋~
(きらら??大丈夫??)
頭の中に響く声。
ペンダントの中にいる、ルビーだ。
ルビーは、普段ペンダントの中にいる。
使い魔の本当の姿は主人であるきららにしか見えない。
見えるときは、ルビーをシマリスの人形の中に入れた時だけ。
そのため、実際の姿は、きららしか見たことがない。
ルビーの実際の姿は、短くて紅い髪をした、守護霊のような物。
「うん。大丈夫…
ただ、あの人たちのノンキさには……」
(みなまでいうな(汗))
……はぁ……
ほんとぉに疲れる……
つか、絶対にアホっていうか…
天然だよね。うちの家族……
ひと仕事して疲れてるっていうのに、
また疲れさせる気ぃアリアリだし……
「……もう寝るね。。
明日、学校早いし…
仕事あるし…」
(うん。。おやすみ)
そう言い、私とルビーは眠りについた。
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