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レンを運ぶアキの横にはリサがいた。
2人は買い物の最中に倒れたレンに出くわしたのだ。
リサ「…死にたい…ね…
まぁ、私たちが彼の望みを叶えてあげる必要はないわね」
アキ「…そうだな…
コイツはまだ死ぬべきじゃない」
2人は同意見だった。
死を望むレンを生かすために助けたのだ。
アキもリサもレンの中にある
“何か"
を知っていた。
レンの心にある傷とその闇を…
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アキたちがレンを拾ってクロス・タウンを出航してから2日が経ったときだった。
レン「…ん…ぁ…?
ここ…どこだ…?…っ!」
目を覚ましたレン。
見覚えのない部屋にいて困惑しつつも少し状況を理解した。
レン「死ねなかったんだ…
誰かが俺を助けた…
ここはソイツの部屋か…?」
キョロキョロと部屋を見渡していると扉が開き誰かが入ってきた。
リサ「あら?お目覚め?」
レン「!!!!!!?」
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