第1章・明日の記憶

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グース「レンというのじゃな? いい名じゃな。 海軍が好きかね?」 レン「うん♪好き! 海軍は正義の味方だもん!」 グース「…そうか… 正義の味方か…(苦笑)」 レンの笑顔とは裏腹にグースの顔が少し曇った。 レン「???」 不思議そうな顔をするレンの頭をポンポンと優しくたたくとグースは何も言わずに去って行った。 レン「…??」 それから数日。 レンは毎日のように海軍の船を見に行った。 しかし一度もグースに会うことはなかった。 それどころか海軍兵に1人も会わないのだ。 レンはグースに会えないことで寂しそうな顔をする。 レン「また、いない… グース大佐どこにいるんだろ? つまんないなぁ…」 そう呟いてレンは毎日家に帰って行く。 その頃… グースはもめていた。 本部と連絡の最中のようだ。 穏やかなグースから想像出来ないような剣幕で怒っている。 レン「あの力の恐ろしさを何もわかってない!」
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