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【仕方ないだろう?
もう決まったことなんだ…
気持ちがわからんでもないがグース大佐も海軍の名を使っているなら上の命令を聞きたまえ!】
電話越しで口論しているグースともう1人の男…
口論の相手は海軍本部にいる上層部の人間で、ある大将の秘書。
お互い一歩も譲らないため口論はヒートアップしていく。
レン「ワシは反対じゃ!
あの力はこの世にあってはいけない悪魔の力じゃぞ!?
全てを無にする力じゃ!
あんなもの…正義ではない!」
【大将が決めたことに逆らうつもりか?
決定事項に従え!】
グース「悪いがワシはその命令だけは聞けん!」
プツッ!
叫ぶように言うとグースは電話を勢いよく切った。
グース「どうすればよいのじゃ…あんな強力なもの…
ワシに止めることは出来ん…」
グースは頭を抱えてしまう。
大将の決定でもうすぐこのエルフ国はその存在が消されようとしている…
エルフ国で生きる全ての人間の命と共に…
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