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翌日…
何隻もの海軍船がエルフ国を囲むようにして集結していた。
エルフ国の人々はその異様な光景に困惑している。
いつものように港に来ていたレンもそれは同じだった。
レン「海軍の船がいっぱいだ…
どうしてだろう?
グース大佐はいないのかなぁ?」
グイッ!
レン「!!!!?」
キョロキョロと辺りを見渡していたレンを誰かが引っ張った。
レンは精一杯暴れて抵抗する。
グース「暴れるでない!
ワシじゃよ!レン!」
聞き覚えのある声にレンは安心して抵抗をやめた。
会いたがっていたグースだとすぐに気づいたのだ。
レン「グース大佐ぁ~♪
今までどこにいたの?
ずっと会いに来てたのに!
何で海軍の船がこんなにたくさんいるの?」
グース「残念じゃがエルフ国はもう無くなってしまう…
レン、一緒に来るのじゃ!」
レン「…えっ??」
不思議そうな顔をするレンの手を引き、エルフ国の裏側までレンを連れて行った。
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