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レン「ねぇ?グース大佐?
エルフ国が無くなるってどーゆーこと?」
グース「レンにはまだわからんかもしれんが今、この国にいる海軍は正義ではない。
国を破壊する悪魔じゃ…」
レン「あく…ま?」
グース「…いいか?
レン…よくの聞くんじゃ…
この国は国を囲む海軍たちに破壊されてしまう…
それも、一瞬でな…
国に生きている人たちの命も全て奪うつもりじゃ…」
レン「…命…奪う…?
ボクたち、死んじゃうの?」
グース「そうじゃ…
だが、レン…ワシは…
お前さんに死んでほしくない…
だからワシはこれからお前さんをこの国から逃がす…」
レン「ボク…だけ?
みんは?パパは?ママは?」
不安げな顔をするレンにグースは力無く笑いかける。
グースはレン1人を助けるのが精一杯だった。
グース「すまん、レン…
ワシには、お前さんを助けるので精一杯なんじゃ…
ワシもここで命を落とすことになるじゃろうからな…」
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