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ﾊﾞｺｯ！！
ショウとマサシの掴み合いのケンカを女が殴って止めた。
彼女はリサ。
この船の船員兼副船長だ。
女でありながら船長の右腕的な存在のリサにはさすがにはショウとマサシも弱かった。
リサ「何遊んでんの？
ケンカするなら今すぐ船から下ろすわよ？」
ジロリと睨みをきかすリサに…
『すいませんでした💦』
ショウとマサシはそう言うしかなった。
リサ「さっさと舵とって！
この嵐はわりと大きいから油断すると転覆しちゃうわ」
転覆すると聞きショウとマサシはすぐに配置につきなおした。
クルー5人は嵐に悪戦苦闘している中、ただ1人…
「…💤…💤
…んぁ？…あれ？」
嵐の中でも爆睡していた1人の男が目を覚ました。
彼こそがこの船の船長アキ。
アキ「ん～？
みんないねぇなぁ～？
スゲェ船が揺れるけど嵐か？」
アキはやっとことの重大さに気づいたらしい。
アキ「ありゃ？
結構ヒドイ嵐だな～」
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