ープロローグー

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ナオ「あっ! やっと起きたわね! 早く手伝ってよ!船長でしょ!」 アキ「あぃよ!」 ナオにうながされアキも船が転覆しないように動き出す。 アイコンタクトで動けるほどこの6人のチームワークは凄い。 しばらくすると嵐がおさまったらしく、波が穏やかになった。 天気も晴れ。 船旅には最適だ。 リサ「なんか、さっきまでの嵐がウソみたいね?」 エイジ「やっとか… うぇっ💦気持ちワリっ💦」 アキ「…えっ…まさか…」 ナオ・リサ「船酔いね…」 呆れ気味に言うナオとリサ。 船旅には慣れているはずのエイジだが完全に船酔いをしていた。 エイジ「…だって💦 あの波で…嵐が…オエッ💦」 アキ「吐くなよ!」 エイジ「…む…無理💦」 リサ「ったく… 毎回毎回手のかかる奴ね…」 そう言うとリサは一粒の薬をエイジに手渡した。 リサが開発した薬で、嵐に遭遇するたびに船酔いするエイジのために造られたようなものだ。
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