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~主人公視点~
ドサッ!!
…ん?
痛くない…
だけどなんで?
俺がゆっくりと目を開けると目の前に整った顔の男がいた
「Hey!てめぇ何者だ?」
…今の状況的にはお姫様抱っこされていた…
「とりあえず下ろせ」
キレ気味に言ったらその男は下ろしてくれた
周りをみるとその男意外に紅いやつと緑のやつと茶色のやつがいた
それぞれ刀や槍なんかの武器を持っていた
…囲まれてる?
そんなことを考えてると紅いやつが話かけてきた
「貴殿のお名前をお伺いしたい!!」
…名前?
そんな物持ってねぇよ…
呼び名ならあるけどな?
少し自嘲気味に笑いながら答えた
「お前に教える名前なんてねぇよ」
その瞬間に首筋に冷たい物が触れた
視線をずらしてそれを見ればクナイ?だった
「これ切れ味抜群だから動かないでねぇ~ザックリ逝っちゃうよ~?ところで君さ~
ーーーーー何者?」
陽気な声で話てたくせに
最後はビックリするぐらい低くドスの聞いた声だった
不覚にもゾクッと背中に電気が走る…
殺気なんて腐るほどに
浴びて来たのにーーーー
俺は溜息を吐いて
そっと首筋にあるクナイに触れて言った
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