step2 彼女の事を知りましょう。

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何で俺がこんな罰ゲームを!! っあ。 そういえば…… 注意事項にこんな事が書いてあった気がする。 『アナタのプロフィールを嘘、偽り無く記入して下さい』 ……。 俺の好みが嘘だったから? でもそんな事、どうやって調べるってんだよ。 それに人の好み何てあやふやなもんで、コロコロ変わったりするだろ? 「とりあえず、何があったか分からないが……俺の携帯を返せ。この変態が!!」 俺が頭を悩ませていると、裕太が無理矢理携帯を奪い返しながら言った。 「俺は変態じゃ無い!!そもそも、お前のせいだからな!!」 俺は威勢良く裕太に怒鳴った。 「っは?何で俺のせい何だよ」 「それはお前が――」 俺はここで言葉を止めた。 これ以上言うと、何かと面倒だ。 サイトからの変なメール。 彼女が小学生だと言う事。 俺達がそんなやり取りをしていると、担任の先生が教室に入って来た。 「はい席座れー!!……後……佐宗。このメールは何だ?」 おぉぉっと!! 先生にまで送られてたのかよ!! 「ってか、俺のアドレス教えたっけ?まぁ良いか。イタズラは程々にしろよ。んじゃホームルームを始めるぞ!!」 そういって俺達はホームルームを開始した。 はぁ。 やっぱり学校来なきゃ良かった。
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