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何で俺がこんな罰ゲームを!!
っあ。
そういえば……
注意事項にこんな事が書いてあった気がする。
『アナタのプロフィールを嘘、偽り無く記入して下さい』
……。
俺の好みが嘘だったから?
でもそんな事、どうやって調べるってんだよ。
それに人の好み何てあやふやなもんで、コロコロ変わったりするだろ?
「とりあえず、何があったか分からないが……俺の携帯を返せ。この変態が!!」
俺が頭を悩ませていると、裕太が無理矢理携帯を奪い返しながら言った。
「俺は変態じゃ無い!!そもそも、お前のせいだからな!!」
俺は威勢良く裕太に怒鳴った。
「っは?何で俺のせい何だよ」
「それはお前が――」
俺はここで言葉を止めた。
これ以上言うと、何かと面倒だ。
サイトからの変なメール。
彼女が小学生だと言う事。
俺達がそんなやり取りをしていると、担任の先生が教室に入って来た。
「はい席座れー!!……後……佐宗。このメールは何だ?」
おぉぉっと!!
先生にまで送られてたのかよ!!
「ってか、俺のアドレス教えたっけ?まぁ良いか。イタズラは程々にしろよ。んじゃホームルームを始めるぞ!!」
そういって俺達はホームルームを開始した。
はぁ。
やっぱり学校来なきゃ良かった。
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