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【数分後】
「政宗さぁ~ん!!お待たせしました!!」
少し離れた所から手を振りながら愛佳ちゃんが待ち合わせ場所に来ました。
「お待たせ致しました」と言っても愛佳ちゃんは約束の時間より10分程早く到着しましたよ。
まぁ俺はもっと早くいたが。
だって遅刻何てしたらサイトの方に何されるか分かったもんじゃ無いからな。
「全然待って無いよ!?逆にごめんね、こんな暑い日にデートに何か誘って」
そう、現在6月半ばと言えどほとんど夏の陽気です。
今年の夏さんは慌てん坊の様だ。
こんなに早く到来しなくても良いのに。
毎年大変でしょうから少し位夏休み貰ってもバチは当たりませんよ?
っあ。
今、少しだけ上手い事言った気がする。
俺がそんな事を思っていると、愛佳ちゃんが話し掛けて来る。
「政宗さん?何だかボーとしてますが……どうしました?」
「っあ、ごめんごめん!!少し夏さんの体を気遣っていた所何だ」
「『なつ』さん?お友達ですか?」
「ん~皆の友達。俺の敵かな」
「喧嘩ですか?仲直りしないとダメですよ!?ッメ」
ッメ。
だってよ。
カワイイなぁ~……。
「はい。仲良くします」
「良い子です♪では行きましょうか!?」
「そうだね!!」
俺達は動物園に入園した。
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