step3 彼女と遊びましょう。

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っえ?っえ?っえぇぇぇ!? っえ?何で? 何でここに姫路さんが? 何で?どういう事? ダメだ。 俺の頭のスペックじゃ考え切れない。 一旦落ち着こう。 ……。 良し。 っえ?何でここにいんの!? ダメだ!!落ち着けないよ!! この状況で落ち着けたら大したもんですよ!! っあ。 少し長州小力に似てたかも…… んな事はどうでもよい!!!! まさかデート!? 俺と別れてすぐに他の男と!? って俺、人の事言えねぇー!! 現在デート中だし!! しかも俺の目の前にいる人物の妹!! ヤバいだろ!! 「っえ……あの……姫路さんはどうしてここに?」 パニックを起こした俺の頭で考えた結果、最も良い言葉がこれだった。 「私は……ウサギさんを見に来たの。佐宗君と来た時に、このカワイさが忘れられなくて」 「へ、へ~」 俺をフった理由がデートに動物園何て有り得ないって言った人物と同一人物には思えない発言だな。 「佐宗君はどうしてここに?」 俺は姫路さんのその質問に動揺した。 さすがに「あなたの妹とデートです」何て口が裂けても言えないよな…… 「俺もウサギを見に……」 苦しー!! 言い訳として最低だよ!! ごめんねウサギさん。 君達を勝手に言い訳の道具にしてしまって。
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