出会い。
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隣の後輩くんの右手が、膝の上にあった。 しばらくしたら、それは私の左手を握っていた。 正直、意外だった。 だって、すごく真面目そうに見えるから。 先輩の手前、気づかれたら困るだろうし、変に騒ぐわけにも行かずそのままにしていた。
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