新たな仲間

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「‥3歳の頃、俺は自分の力が暴走し、両親、街の全員を火事に巻き込んだ。‥。」 よくみると烈火が震えている 「ごめん…」 私は烈火に謝る いけない事を聞いてしまったかもしれない。 人には聞かれたくないことが必ずある。 ごめんね。烈火‥。 「‥‥。」 烈火がしばらく黙る。 無理して烈火は自分の話をしてくれた 私も烈火に自分の事を話しをしなきゃと思い口を開く。 「‥私ね‥実は親がいるか分からないんだ。」 「‥分からない…?」 私の言葉に烈火が気づきこっちをみる 「うん…昔の事、全然、思い出せないんだ。」 「おい‥おまえ、まさか‥記憶がないのか。」 烈火が言ってくる。私は首を縦にふり、話し始めた。 「気がついたら森に居て、、林檎と言う名前以外は、何ひとつ思い出せなかった。思い出そうとすると‥頭が痛くなるの。」 それから私は烈火に、色んな話をした 森で奴隷として売られた話 アップルグリント村の話 そして、メイドのレイアさんの話 私が、まともに話すのは久しぶりだ ましてや男の子とは初めてのような感じがした。 話せるって、こんなに素敵な事だったんだ‥。 「…。」 私は両手を握り締め胸にやる 私は目を閉じ1分間そのままの格好でたっていた 「…どうかしたか!」 あまりにも長く変な行動が続き烈火が私を気にかけ声をかけた。 私は我にかえり、烈火に気づく。 「…え」 烈火は一瞬、変な顔をして‥頭をかいて私の方を向いて話す。 「まぁ無理に思い出してもしょうがないだろ…。俺なんて忘れたくても、あの時の記憶が離れないけどな。」 「ありがとう…烈火」 「…ぬ!」 烈火の顔が少し赤くなる 「ばっバカ!なんでありがとうなんだよ。俺は別に…ゴニョゴニョ」 烈火がもごもご話している。 すると誰かがものすごい勢いで烈火にぶつかってきた。 「オカマ烈火!発見だー」 とても甲高い声が響きわたる 女の子だ。
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