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(このこ‥どこかで逢った気がする。)
「おまえ!」
烈火が女の子を睨みつける。
ぱっと女の子と私は目があった。
思い出した!私は女の子に指を差して話した
「あ…あなたは、さっきの!保健室の…えっと誰だっけ?」
私が、そう言うと、女の子は軽くコケる
「葡萄よ!果樹葡萄!ひどーい林檎!忘れるなんて!」
と、葡萄が言う
しばらく名前を忘れられて葡萄がいじけていると
烈火が、葡萄の髪を掴んだ
「葡萄貴様!俺をその呼び方で呼ぶなと言ったろ」
かなり怒っている。オカマは烈火にとって火種?
でもなぜだろう。
勢いは烈火の方が上だが‥
良く見ると烈火の方が葡萄より8センチぐらい小さい…
私とは10センチほど差がある…
もしかしてチビ?
「ふふ~ん。相変わらずちびだね」
葡萄!ニコニコしながら烈火にそれはないよ!私は心の中で叫んだ
ん?あれ。烈火の様子がおかしい
烈火は両手を前にして、ブツブツと何かを言い始めた…
烈火の手のひらに、火が現れている
「精霊よ‥我に力を!火の花よここに散れ!!花火!!」
烈火が叫ぶと手から花火が飛んでくる
私は烈火に、とってチビは禁句だな‥と思った
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