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「火と水…私の方が強いわねん♪ウォータシールド!」
と言い葡萄は綺麗な藍色の瞳を閉じる
何これ!!!と私はまた、床に尻餅をついた。
水の壁ができたかと思うと葡萄の周りに壁が囲まれている
「うそだろ!またかよ」
烈火が言うと水の壁に花火が消え去った
「キーンコーンカーンコンキーンコーンカーンコン」
学校の予鈴が鳴り響く
タイミング良いのか悪いのか分からないが一旦2人は休戦。
「あら!いけない。予鈴だ。烈火!無駄よ♪火に水は勝てないわよー♪じゃ私は自分のクラスに戻るわね♪バーイバイー」
と言って葡萄は私達に手をふり去っていった
「‥バ‥バイバイ」
私が微笑みながら手を振ると烈火は、浮かない顔つきむしろキレ気味の顔で私の手を叩いた
「手をふるな!」
「‥ひぃ。」
私はおどおどしていると。烈火はイライラしながら私に向かって言った。
「おどおどするな!愚図林檎!」
「はっ‥はい!」
…私はつい敬語になってしまった。
しばらく烈火と学校内を見て歩いた。
最後の教室へと向かっていた。
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