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ロシアの環境は厳しい。
特に冬は外に出るのも困難だ。
そんな中、大家族は冬に備えて食物を蓄えなければいけない。
それを狙う強盗もいるそうだ。
みんなは関わるなと言う。
下手に関わると、家族全員が危険にさらされるからだ。
…ロシアの小さな町に1人の強盗がいた。
次のターゲットを探していたが、その家の娘に不覚にも、恋をしてしまう。
少女はその強盗の事が気になったが、関わる事を家族が許してくれなかった。
結局、冬が来て、それから一度も少女は強盗に会っていない。
春が来てもまだ凍えるような寒さ。
いつしか、少女の記憶から強盗の存在が消えかけた二度目の冬。
ある家に強盗が押し掛けた。
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