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《アレン視点》
アレン「?!…なんで…ッ…魅音…?」
仮面からのぞいている顔は、魅音だった。
魅音「…見ちゃったね…アレン」
血まみれでふふふ、と笑う魅音に僕は恐怖を覚えた。
思わず後ずさると、魅音も同じだけ近づいてくる。
よく見れば、魅音は手に大きな鉈(ナタ)を持っていた。
アレン「みお…ッ…やめッ…!!!」
木に背中がついた。
逃げられない!!
魅音はニヤリと妖しく笑うと鉈を置き、石を構えた。
魅音「おやすみ、アレン…」
…-ゴッ!
僕の意識はそこで途絶えた。
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