存在

3/6
前へ
/24ページ
次へ
  アタシは固まってしまった。   "ユウ兄!!"   昔、アタシが彼をそう呼んでたのを覚えている。   でもそれは   "兵器"   になる前の事。   人間だった頃の事。   今のアタシは彼を名前で呼ぶ資格はない。   …-ツゥ…   神田&アレン&ラビ「?!?!」   アレン「みッ…魅音?!?!」   魅音「…え、ち、が…あれ、ど-したんだろ?なみ、だ、止まんない…よぉ」   アタシがいきなりぼろぼろ泣き出すモノだから、みんな焦ってしまった。   ラビ「ど-したんさ魅音💦」   神田「コイツらに何かされたのか?!」   ラビ「∑∑何で俺達なんさぁ!!」   魅音「違う…よぉ…ラビッ…とッ…アレッ…は…悪くなッ…」   止まらなかった。   魅音「…んふッ…ふにゅう-…ふぇ…ふッ…ん…」   必死に声をこらえて泣いた。   すると。   魅音「ふぇ…ん…うえッく…ふッ…えぐッ…うッ∑∑」   いきなり抱きしめられた。   誰に?   リボンタイが見える。   涙でよく見えないけれど…   でも…   凄く、落ち着く。   魅音「…ふッ…うぇ…ッく…ふわぁぁあん!!」  
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

292人が本棚に入れています
本棚に追加