一章 7時05分

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ホームに居るとアナウンスが流れ、電車が入って来た プシュー 電車のドアが開き沢山の人が電車に乗り込んで行く 都心から少し離れているがやはり人は多い 寿司詰めとまでは行かないがほぼ満員状態だ 満員の電車は好きではないが、サラリーマンらしさを装うにはやはり電車だ 沢山の人が仕事に向かっている…この人達を見ると自分もこの人達と同じような気になれる 俺も今日から”また”新しい会社だ 会社が変わる度に住む部屋を変えている 普通ならあり得ない話しだが俺の場合は仕方がなかった 何せ本業の為だから
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