1章は主人公を無視するの巻
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「わかった! 家族のお願いだもんね だから頭をあげて!」 蓮華は凛の頭を撫でると凛の前に座り込んだ。 「か・・・ぞく?」 凛は顔を上げ蓮華を見た。 「そう家族! えへへ じゃあ凛ちゃんあたしはもういくね」 蓮華はゆっくりと立ち上がり凛に背中を向けた。 「あ・・ありがとう」 凛はボソッと小さな声で呟いた。 「どういたしまして」 そういって蓮華は光となり消えた。
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