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あれは高校二年の二月だった
あたしは体育の授業が終わり、クラスメイトとワイワイしながら教室へもどってきた。
それを見計らったかのように、担任がやってきた
「虹井、制服に着替えたら職員室に来い」
「はーい」
あたしはこのとき、自分がまたヘマをやらかして呼び出されたのかと思ったが思い当たるフシがまったくない…頭をひねりながら、職員室へむかった
「虹井です、失礼しま～す」
職員室であたしは、呼び出された理由を一瞬にして悟った
そこにいたのは
「虹井、こちらはＯ高校の小原霞さんのおとうさん」
聞けば霞が戻らないとのこと。
彼女の幼馴染みの家に電話してもいないの一点張りでラチがあかないから、あたしならなにかしっているのではないかと、高校まできたらしい
あたしは大体目星はついてはいたが、知らないのも本当のことだったので
「知りませんよ」
と言った。義父が帰宅したあとに担任にも聞かれたが、本当にしらなかったから…
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