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この本も、あすかの母親の静代が、子供の頃に親から大切にされずに辛い経験をしてしまったため、自分の子供のあすかにも同じようなことをしてしまったのでした。静代も被害者でしたが、一番の被害者はあすかでしたあすかは声が出なくなったりしてとても大変な思いをしましたが、学校の担任の先生や祖父母、後には兄の直人にも助けられながら元気をとり戻していきました。こうして周りからの救いによって、最終的には母の静代にも一年後のあすかの誕生日に
「ハッピーバースデー、あすか。」
と笑顔で言ってもらえるようになりました。
このように、追いつめられている子供がいたら誰か一人でもその子のSOSに気付いてあげることで、その現状やその子の未来までも良い方向に変えてあげられると思います。
私も、友達などが困っていたら少しでも力になってあげられて、大人になったら子供たちのSOSにすぐ気付いてあげられるような人になりたいと思います。
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