プロローグ

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「あの…すいません」 龍助は呼ばれた方向を振り向いた みるとやや小太り気味の男が立っていた タオルを首に巻いて暑そうにしている 「なにか?」 龍助は少し怪訝そうに尋ねた 「あ…いや別に怪しい者ではないんですが…」 男はそう言って名刺を取り出した (スポーツジャーナリストか…名前は宇治川 幸助) 宇治川? 懐かしい名字だ 「僕こういう者なんですが…実は僕あることを調べてるんですよ」
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