新居

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翌日。 俺は白米が炊ける香りと共に、 目覚めた。 「ん」 横のベッドに目をやると、 光はいない。 カーテンの隙間から、 尖った陽射しが強く射し込んでいる。 多分、もう昼過ぎなんだろう。 今日は土曜日。 基本、土曜と日曜は、 仕事を休みにしていた。 セント自体は、 土曜もやってるらしいけど。 「おはよ」
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