電話

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ピリリリ 突然 固定音で鳴りだした雄哉の携帯。 皆顔を合わせながら固まった。 「出…出ろよ」 雄哉の携帯を持ち 悠は差し出した。 「あ…あぁ」 動揺を隠せないまま雄哉は電話に出た。 「もしもし」 雄哉の母親の声だった。 嫌な汗が背筋を伝った。 「今度はなに?」 雄哉は母親に尋ねた。
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