事の幕開け

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―― ―――― ――――――― 「和真ッ大丈夫か!?」 「ふぇっ?」 優亜の声で気がつくと、もう放課後になっていた。 俺、ずっと動かず、お昼も食べず考えてたんだ……… ある意味すごいな(笑) 「授業中とかずっと動かへんで座っとるから、ほんまびっくりしたわ(汗)」 「ごめん(汗)」 心配そうに優亜が俺を見るから、ひとまず謝った。 「和真、まださっきのこと考えてたん?大丈夫だよ。 きにすんな!」 優亜は、俺の頭を撫でにっこり笑って言った。 優亜って笑うと可愛いんだよね♪ 「ありがとうございます」 俺もにっこり笑いかえした。 そしたらなんかいいタイミングで、教室に 木下燈が入ってきた。 「トモッ!//」 優亜は燈に気づき、走って燈のとこにいき、抱き着く。 燈は、そんな優亜の背中に腕を回し抱きしめる。 実はこの二人、付き合ってるんですよ。 この学園は、こういう同性愛が多い。らしい………(学園長が入学式前に教えてくれた) だから、俺は驚かない
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