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歳が違うということをたまに、イヤというほど嫌いになる。私、園崎 魅音は今まさにそう思っていた。
詩「はろろ~ん、お姉~どうですか?、クラス替え。」
妹の詩音が小うるさくやってきた。今の私にはどのクラスになっても対して意味はない。
魅「べつに、私はどのクラスでもいい・・・」
詩「そうですね、確かにどんなに願っても、圭ちゃんといっしょのクラスにはなれませんからね」
魅「///あまり大きな声で、言わないでよ!!///」
詩「ハイハイ、すみませんでした」
魅「ところで、そっちはどうだったの?」
私が聞いたのは、悟史のこと。なんせ、悟史と詩音ははたから見れば、恋人同士にしか見えないが、まだ告白はしていない。
詩「・・・」
魅「あ、だ、大丈夫だよ。詩音圭ちゃんよりは身近にいるんだから、クラスが違ったくらい、どおってことないよ」
詩「う~お姉・・・」
魅「ほら、クラスが違ってもがんばっていこう!」
そう、私たちはいつか思いを打ち明ける。どうして、今できないのかは分からない。告白するその日まで、普通に接して、学校を楽しもう。
圭「お、いたいた、おーい魅音、詩音!」
レ「やっと2人、見つかったよ」
圭ちゃんが、来てくれた、とっても嬉しい・・・そして、いつもいっしょにいるレナが少しうらやましく思えてきた。
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