4/6「集合」型

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歳が違うということをたまに、イヤというほど嫌いになる。私、園崎 魅音は今まさにそう思っていた。 詩「はろろ~ん、お姉~どうですか?、クラス替え。」 妹の詩音が小うるさくやってきた。今の私にはどのクラスになっても対して意味はない。 魅「べつに、私はどのクラスでもいい・・・」 詩「そうですね、確かにどんなに願っても、圭ちゃんといっしょのクラスにはなれませんからね」 魅「///あまり大きな声で、言わないでよ!!///」 詩「ハイハイ、すみませんでした」 魅「ところで、そっちはどうだったの?」 私が聞いたのは、悟史のこと。なんせ、悟史と詩音ははたから見れば、恋人同士にしか見えないが、まだ告白はしていない。 詩「・・・」 魅「あ、だ、大丈夫だよ。詩音圭ちゃんよりは身近にいるんだから、クラスが違ったくらい、どおってことないよ」 詩「う~お姉・・・」 魅「ほら、クラスが違ってもがんばっていこう!」 そう、私たちはいつか思いを打ち明ける。どうして、今できないのかは分からない。告白するその日まで、普通に接して、学校を楽しもう。 圭「お、いたいた、おーい魅音、詩音!」 レ「やっと2人、見つかったよ」 圭ちゃんが、来てくれた、とっても嬉しい・・・そして、いつもいっしょにいるレナが少しうらやましく思えてきた。
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