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〔にら〕
ネギ科ネギ族の多年草(クロンキスト体系ではユリ科)
緑黄色野菜
古くは「みら」と呼ばれていたが訛り、現在のにらとなった
燐茎(玉葱のように小さな茎に葉が重なって層になったもの)は長卵型でその下には小さな根茎(水平方向に伸びた地下茎が肥大化したもの)を持つ
葉の長さは2,30センチで束になって生える
ネギのような筒状ではなく平べったい
先にかけて細くなっていく
夏、葉の間から3,40センチの花茎(花のみを付け、実や葉を付けない茎)を伸ばし八月から十月の期間に咲く
花は半球型の散形花序(藤のように長い茎に間隔を開けて花を付ける)で小さな白い花を20~40個付ける
花弁は三枚だが苞(ほう)という蕾を包んでいた葉が三枚あることによって六枚にも見える
中国西部が原産
日本では本州から九州に野生し、これを自生とする傾向もあるが真偽はわかっていない
株分け、または種によって増える
特有の匂いがある、為精進料理などでは忌避されることもある
匂いの硫化アリルなどの硫黄化合物である
硫化アリルとは
二つのアリル基が硫黄原子に結合した構造を持つスルフィド
硫化ジアリル、ジアリルスルフィドとも呼ばれる
可燃性があり46度で引火する為消防法で危険物と定められている
スルフィドとは
二価の硫黄が二個の有機基で置換された有機化合物
*あんまりにややこしいので、硫化アリル及びスルフィドについてはボクもきちんと理解していませんし纏めることができません
また、作物の紹介とは直接関係のない項目ですので、その辺はご了承くださいm(__)m
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