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暑苦しさ増す7月のある日の午前3時。
ベッドの上で何度も寝返りをうちながら、一人で暴れる青年…
「暑いぃ!!」
そう声をあげたのは…俺、市内の高校に通う17歳、高校2年生
高澤遼(タカザワリョウ)………
なかなか寝付けない………
扇風機の風力は強、しかしそれに負けない暑さで寝られない。
………ヴーッ!!ヴーッ!!
携帯のバイブレータが部屋に響いた………。
俺は起き上がり、携帯を手にとり、メールボックスを開いた。
送信者は豊島達也(トヨシマタツヤ)
俺の親友…俺はメールを開き、内容を確認した。
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