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さて、俺も仕事場に向かうとする。とは言ってもただのサラリーマンだから、今更特別なことはない。
☆ ☆ ☆
早くも昼休みがやってきた。
買ってきた弁当を、自分のデスクで食べる。すると、携帯がメール受信を知らせた。
「弁当忘れたぁ…」
七海からのメールは、そう書かれていた。今朝は急いでいたからだろう。
「購買あるだろう」
あの高校には購買がある。俺も通っていたから分かる。
「あるけど…お金ないよ…」
最悪のパターンだ。
「じゃあ我慢しな、ね」
そうメールを返した。
すると、数分してから
「兄ちゃん鬼だぁー」
と、来た。
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