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あたしは、部屋に置いてある、大きな鏡(全身が映る鏡)を見た。
「…!
あたしの頬が…ピンク色に染まってる?」
何で?
何で…、何で私の顔、こんなになってるの?
ドクンドクン
あたしの心臓の音が、どんどん大きくなっていた。
「っ…」
あたしは再び、生徒会長の写真を見た。
ドクンドクン…ドクンドクン…
心臓の音が、さっきより大きく、早くなってるのがわかった。
「何なのこれ…病気?
病気なの?」
怖い…
あたしは怖くなって部屋を飛び出した。
部屋を飛び出してから5分後、お母さんにさっきの出来事を相談したら、私の病名がわかった。
それは、恋の病だった。
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