*高校1年 春…3*

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「少し走っただけでこれだもんね……情けないね……」 「ふっ、ま・気をつけてね。じゃね!」 俺が駆けつけたときは 知念が振り返った瞬間だった。 「裕翔!!」 「山ちゃん。大丈夫だよ。急に走って息があがってるだけ」 俺は知念のセリフも聞かず 裕翔に駆け寄った。 「裕翔!大丈夫か!?」 「涼ちゃ……」 ぐったりとした裕翔を 俺は抱えた。 ___
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