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その日、
俺は知念を呼び出した。
俺は、知念の気持ちを
知った以上はあいまいな
態度を取らないことにした。
「山ちゃん……さっきはなんか僕もテンパってて……ごめん」
「いや、仕方ないよ。急に裕翔があんな風になったわけだし」
「うん……」
「僕、本当に昔から好きだったの!本当だよ。だから、つきあってほしい。つきあうの無理でも、好きでいさせて……ほしい…」
少しうつむきながら
知念は言った。
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