*高校1年 春…4*

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その日、 俺は知念を呼び出した。 俺は、知念の気持ちを 知った以上はあいまいな 態度を取らないことにした。 「山ちゃん……さっきはなんか僕もテンパってて……ごめん」 「いや、仕方ないよ。急に裕翔があんな風になったわけだし」 「うん……」 「僕、本当に昔から好きだったの!本当だよ。だから、つきあってほしい。つきあうの無理でも、好きでいさせて……ほしい…」 少しうつむきながら 知念は言った。 ___
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